

在学中に参加したインターンシップがきっかけとなり、ものづくりに魅力を感じるようになりました。就職活動では将来やりたいことは何かと自分が納得いくまで考え抜き、最終的に総合家電メーカーであるシャープに入社することができました。現在は太陽電池の技術開発を担当し、製品の開発・設計から関係業者との打ち合わせ、技術資料の作成など多岐にわたる業務に携わっています。社内外の打ち合わせでは技術的な話を掘り下げることが多く、在学中に学んだ化学の知識が大いに役立っています。また、専門知識だけでなく、国際感覚を養うことも今の技術者にとっては大切なことです。わたしも学会への参加をたくさん経験し、グローバルスタンダードを肌で実感できたことが現在の仕事に生きています。皆さんも在学中に英語力を伸ばすなど、広い視野をもって勉強に取り組んでほしいと思います。

在学中に共同研究をしたことがきっかけで、住友金属工業株式会社を志望するようになりました。何よりも魅力に感じたのは、日本の高度経済成長期を支えてきた歴史と伝統、国内に留まらず世界に向けて製品を提供するグローバルな経営姿勢です。入社後は、機能や信頼性において他社に負けることのない鋼管製品の開発と、お客様の使用環境に応じた製品の評価を担当。鋼管製品は、エネルギー産業や建築土木など、さまざまな分野で利用される製品だけに、やりがいも大きいですね。大学では金属材料を専攻していたので、在学中に身につけた専門知識は、そのまま現在の仕事に生かせています。また、学会や共同研究などを通して、学内外の多くの人と交流した経験のおかげで身についた、人にわかりやすく説明する力は、社会人としてのベースになっています。

電子デバイスは、今や多種多様な電気製品に組み込まれています。この電子デバイスにかかわる仕事をしたいと思い、この企業に就職しました。現在、次世代の電力蓄電装置として注目を集める車載用キャパシタの技術開発に携わる部署に勤めています。今の仕事は現象の解析、分析が多いため、在学中に学んだ基礎化学や有機化学、機器分析などの知識が活躍する場面がしばしばあります。また、研究室での論文発表や学会発表を通じて、実験や業務内容を迅速かつ端的にまとめる能力を鍛えることができました。私が学生時代の過ごし方について思うのは、研究に限らず、できるだけたくさんのことに挑戦しておくべきだということです。何かに一生懸命打ち込んだ経験は、必ず将来に実を結びます。アドバイスをくださる先生や先輩もたくさんいます。どうか自分の人生を豊かにするため、がんばってください。